Thursday, June 08, 2006

伊勢湾奥ベイト 5月 6月 7月@6/8


写真がピンボケで申し訳ない。
大きさ12cm程の鮎
伊勢湾内に流入する河川のほとんどに溯上します。
天然溯上の鮎に関しては、溯上期間が4月末~6月初旬
であるので大きさも6cm程度からこのサイズ以上とマチマ
チです。
揖斐・長良・木曽等の遊漁が、盛んに行われている河川に
関しては、養殖・湖産・溯上と三種類居ますのでよりサイズ
にバラつきがあります。
愛知県・四日市市内近郊の河川に関しては、天然溯上して
いますので下流域に留まっている群れもいます。
サイズは6cm~10cmとバラ付きがあります。



都市型河川の中流域から下流域で優先的に生息
するウグイと海と川を行き来しているウグイといます。
平均水温16度で安定するとウグイの産卵期となり
ます。
他鯉科の魚種も同じように産卵期を迎えます。
中流から下流域の砂礫底に夕方になると産卵群を
見かけます。




カタクチイワシの幼魚
この季節の大きさは、約7cm~4cmとなり湾奥で
育つ群れと外海から入って回遊してくる群れがあります。
大きさの小さい透明な姿であるとシラスと呼ばれます
が、他魚種の幼魚で透明な姿をしているのもシラス
と呼ばれています。
特徴は大きな裂けた口と,体が透明ならば体内の脊椎
に沿って黒い色素が並んでいるのが確認できます。



写真が分かりにくいですね。
これはカタクチイワシです。
体長12cm~15cmのカタクチイワシも外海から
湾奥に回遊してきます。
カタクチイワシはほぼ周年産卵しますが,春と初冬
の2回,大きな産卵があります。



ボラ幼魚
体長4cm~8cm
河川下流域や港に群れています。
今年は、少し数が少ないように感じています。
回遊のタイミングでやってくる港と港内で移動して
いるものと群れによって動きが、異なるようです。
河川下流域の干潟や藤前干潟周辺等に大きな
群れで留まっているのを良く見かけると思います。

以下 写真なし

コノシロ
これも春の産卵期に入って大きな群れが沿岸にやって
きます。
体長も15cm~30cmと大きさに違いがあります。
例年3月になると姿を見かけます。
6月に入ると産卵も終わりに入り数も少なくなります。

ゴカイ
例年、6月2週目でほぼ伊勢湾の奥は、収束に向かいます。
ただし、場所によって発生周期もあるように思います。
最近のパターンは、大潮の満潮から下げでなく潮周り
に特にこれと言った事はなく、上げ潮で岸際に流れて
きているのを見かけます。


サヨリ
鈴鹿市内にある港に早朝回遊してきています。
シーバスが捕食している様子は、まだ確認していません。
また、このサヨリの回遊がいつまで続くのかは不明です。

他 ゼンメ・カレイ・アジ・スミウキゴリ・ビリンゴ・ヌマチチブ
   スジエビ、テナガエビ,ヌマエビ

一般に言われるシーバスの捕食対象物による「パターン」
というのも捕食対象物によって選ぶ傾向があればそうでない
ケースもあります。
河川・港もそれぞれの底(泥や砂等)や周辺の条件によって
異なります。
捕食対象物が、一時的に大量に存在している場合に周辺を回
遊してきたシーバスや周辺に居付いているシーバスによって捕
食されいるケースも多々あります。
シーバスと全てを呼ぶのと厳密に異なりますが、一昨年末に生
まれこの時期にセイゴサイズとなっている群れに関しては、プラ
ンクトンやカニの幼生(大きさ5mm~1cm)やイナ子(ボラ幼魚)
を捕食しているケースを良く見かけました。
海中をゆっくり漂う捕食対象物を捕食する姿とこれと比較してイナ
子等の動きの早い捕食対象物を捕食する姿とは、魚の捕食の仕方
とルアーに対する反応も異なる事が多く見かけられます。


PS 常夜灯があって潮のたるみ等で良く見かける子魚としてメバル
   カサゴ・タケノコメバル・ムラソイが居ます。
   これらは群れでいますが、これにシーバスがボイルしている
   のは見た事ありません。
   私は、可能性が低いと思ってます。
   理由はなんでしょうね?

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