Thursday, November 30, 2006

Rapala アイスジグのフック@11/30



アイスジグ    W2 W3
アイスシャッド  WSR5

このルアーには、前後にシングルフックとベリーにトリプルフック
を装備していますが、前後のフックは「いらないのじゃないの?」
という疑問に答えます。
アイスジグを使った方は、お分かりでしょうがロッドティップをつんつん
としゃくる事で垂直方向に8字を描いてアクションするのが、基本ですが
アクションの方向を水平方向に変えたり、垂直方向のアクションの軌道
を縦・横と任意で軌道を保つ事が出来ます。
そのアクションの軌道によってフッキング位置が変わるのです。






ラインテンションの掛かっていない状態
最初の落とし込みのフォールを魚が潜んでいるストラクチャーの
際を通すと活性の高い個体ならば、フロントフックにフッキングし
ます。
アイスジグをテンションの掛かっていない状態でフォールをさせる
とスパイラルフォールで落ちるのでこうしたフッキングになりやすい
ですよ。




これは、テールフックにフッキングの事例です。
これは、意図的に水平方向のアクションや縦方向のアクション
をストラクチャーや壁下のえぐれに向けてアクションさせてえぐ
れに差し掛かった所で急激にターンさせてテールにフッキング
させています。


「根掛りとフロントフックの関係」

アイスジグは、見た目から根掛りしやすい印象を持ちますがフロントフック
はアクションのさせ方や使い方次第では、根掛かりします。
根掛りしやすい事例を挙げると

① いきなりボトムに落としてアクションさせる

② アクションをリズミカルでなくアイスジグが動き出して後ろのスカートが
  水を掴んだ状態の際に更にアクションを加えて前に前に動き出している
  状態で堤防や護岸のへちを直撃

③ テトラの穴釣りにいきなり使う

根掛りや不意のロストを避ける為に下記の事を注意して下さい。

大切な事は、明るい時間に使ってリズミカルにアクションさせてみる事 

※ ロッドティップを軽くつんつんとした際に水中を縦に8字を描いているか?
  ここをちゃんと見て使うと竿先の動かし方とリズムが分かります。

水深のある護岸の際のボトムを攻めるやり方も注意

※ ラインテンションの掛かりにくい状態なので手元にアイスジグの動きが
   伝わりにくいのでロストしやすいです。
  特に慣れない内は、ロストする事は必須です。

操作の仕方と使い方に慣れると威力が、分かります。
慣れない内は、アイスジグのアクションとその軌道が分からないと思います。
特に夜しか釣りに行かない、もしくは夜をメインに使う方に多いと思いますが

日中に使うと根魚以外にも色々な魚種に出会えます。

私は、夜も良いけれど日中に使ってサイトフィッシングで魚を釣る!
これが一番楽しく、醍醐味もあると思うので一番のお勧めは日中です。

フックの機能と根掛りは、別問題
フックは、使い手がアイスジグをどのように使うのか?
それ次第だと思います。
どんなルアーでも同じでしょ??

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