Wednesday, January 13, 2010

新製品ワームの紹介@1/13 



今回、私のブログ上で初公開です。
ラパラ・ジャパンHP上での各モニター・テスターさんへの製品版
先行配信をした釣果をUPしていますのでご参考に!

http://www.rapala.co.jp/000-newitemreport/pt/1.html

今回、各メディアで紹介しているので目に付いたり耳にされた方
もいると思いますが、公開OKと許可が下りたのでご紹介します。

製品名 「プッツンテール」
ブランド 「トリガーX」

として販売を予定しています。


これまでライトタックル系のワームとしてメバルベイト45・30を
一昨年まで販売継続をしていましたが、後継となる新たな製品
として3年程前から試行錯誤して作り上げてようやく最終製品版
として発表しています。

この三年に渡る開発・フィールドテストで何がテーマとなったのか?
それは究極の所

即ち 「生餌にどこまでルアーが近づけられるのか?」という観点
そして環境に優しい生分解性を持たせた製品である事

これは書いてあると一見普通の事なのですが、相反する要素なの
です。
まず、生餌に近いというのは「放置していても勝手に食いつく」とい
うレベルを目指しています。
そう糸を垂らせば食いつく!
もうルアーと生餌との垣根が、ないという条件がいかなる釣り人が
使っても釣果が得られる・・・・・そんな夢への追求なのです。
しかし、生餌並みとなると魚が餌と認識する要素
つまり、食欲に直接刺激する作用が必要という事で様々な成分の
中から「匂い」が強烈にアピールという単純な刺激ではなく「餌成分」
その物の抽出をワーム素材に封印するという事とその検証に非常に
時間が掛かったのです。
そう単純に「釣れたからOK」ではなく。

「食いついたワームを口の中から吐き出さず長く銜えた状態をどれだけ
 ターゲットが保つのか?」

「吐き出しても再びもう一度食い込むのか? そのまま吐き出さないで
 食いついたままでいるのか?」

これが最大のテーマでした。
これを繰り返し、また条件を変えながら十二分に検証した上で次に目
指したのが更に難しいテーマ

素材の適度な張りと柔らかさ
クリアー系が、ラインナップに加わること

この二つの要素です。

まず、生分解もしくはエキス等の「匂い」を封印する製品でクリアー系
を製造するメーカーは少ないのに気づいておられますか?
これは、製造する上でゴム系等の素材を外すと難しいとのことそして
ゴム系の素材を使用すると素材の柔らかさ等を製品に反映するのが
容易なのですが、ゴム系では生分解性は実現出来ないので独自で編
み出した素材でもってこの二つの要素を実現したのです。


特に近年のアジング・メバルにおけるワームに求める要素と他の魚種
では、極端に差が出やすいのが素材の柔らかさなのです。

居食い咀嚼系のアジは、素材の柔らかいワームを用いないとバイトの
持続性に大きな変化をもたらす他当たりにも明確な違いを生じるという
結果となります。
つまり、硬い素材のワームでは「コン」という一回コッキリの当たりで終了
という極端な差を生じるのです。
また、メバルに関しても硬い・柔らかいを食いつく前に判断するというの
を実釣及び観察等の実体験でも確かな事と感じてます。

この新型ワーム リリース第一弾なので今後バリエーションが増える可
能性もあるかも?ないかも?としか現時点では言えませんがこのシリー
ズには期待して下さい。





この小学生の女の子は、釣りも初心者・メバルも初めての釣り
体験です。
一応、私がキャストしてベールを戻して彼女にタックルを渡して
彼女なりのリトリーブ「ギクシャクしてます」でこのサイズを釣って
慣れた頃に何匹も釣ってくれました。



これは、最終サンプルでのランカーメバルです。
ちなみに湾奥の四日市周辺でのサイズです。
湾奥の丘っぱりでこのサイズは居ます。
そして、エントリーしやすい場所で車横付けでこのサイズなら
十二分でしょう。
毎回、100%こんなサイズの魚が、ホイホイ釣れれば最高の
製品かも知れませんが、しかしスレた湾奥でこれだけのビックワン
が釣れるというのは確かな事実です。

4 Comments:

At January 14, 2010 5:07 AM, Anonymous 疾風 said...

はじめまして
質問ですが

新製品のワームは、フィッシングショーでお披露目はありますか?

 
At January 15, 2010 2:49 AM, Blogger I・furukawa said...

疾風さん

返信遅れまして申し訳ありません。
昨夜UPする際にコメントに気が付いて
ませんでした。
また、質問頂きまして大変ありがとうご
ざいます。

今回、公開しているこのモデルに付いて
はフィッシングショーにてお披露目しま
す。
また、後日にはUPしますが販売寸前の
別の新製品も出展は決定しています。
この後日UPする製品は、ショー当日に
展示する製品その物でもあります(笑)
という事で実際に釣っている製品その物
が展示されるような場合も稀にあります。
それだけ実釣主義的に自信があるという
のも言えます。
他の新製品等々も発表・お披露目をする
のでブースに来られた際に実物を目にし
て触れる事は可能ですよ。
また、出展物には二種類の性質があります。

現時点で新製品として販売決定の製品は、
新製品として発表します。
また、販売予定となっている製品は「参考
出品」として発表する場合もあります。
参考出品に該当するような開発途中製品も
多数あるのですが、デザイン・機能等変更
になる可能性があれば参考出展しない場合
もあります。
現在、ラパラ・ジャパン社内で最終的な詰
を行っていると思います。

また、こうしたブログ・メディア関係で
告知した内容はあくまでも情報発信する
のみですから、質問・疑問等々思った事
は、お越し頂いた当日是非ご質問して頂
いても結構ですよ!
これは、製品に関して以外の色々なご質
問に分かる範囲でお答え致します。
ちなみ私は、土日の二日間ブース内に居
ます。

もし、金曜日の業者日に来場の場合は、
じょーじ山本さんも三日間ブース内に居
ますので我々のどちらか?に問い合わせ
をして頂いても結構ですよ!

長い返信となりましたが、もしフィッシ
ングショーにお越しの際はご来場お待ち
しています。

 
At January 15, 2010 7:58 PM, Anonymous 疾風 said...

返信ありがとうございました

フィッシングショーは毎回出撃してまして
ラパラのブースでカタログを買ってルアーを楽しみに収集してます(^^ゞ

ご返答内容を読んで、とても参考になりました
フィッシングショーでお声を掛けるかもしれませんがその時はよろしくです

それでは、またブログにも遊びに来ます(^^)

 
At January 16, 2010 1:18 AM, Blogger I・furukawa said...

疾風さん

毎年、来て頂いていたとは!
私は、丹羽君と松尾君のセミナーを行った
時はブースに居たのですがほんの僅かでし
たが・・その前後は土日か金土日か一日だ
けかと常に居ましたからお会いしてるかも
知れませんね~
楽しみにしています。

今年のカタログのおまけも色々と考えて
いるみたいですよ。
昨年のカタログに私の写真を載せる予定
だったみたいですが・・・
担当者がコロっと忘れていたようです(笑)

何せフィッシングショーの時は、色々な
方とお話しも出来たり、他社のテスターや
っいる友人と再会して話たりと年に一度の
和気藹々と出来るのが楽しみなイベントで
す。
ルアーメーカーの出展も年々少なくなって
いますが、やはり当日しか手にする事も出
来ない製品もあったり、発見もあるので良
いイベントです。
私は、色々と気になるロッドを手にしたい
な~なんて思ってます。

 

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