Sunday, June 18, 2006

ヒラスズキ資源量の考察と疑問


ヒラセイゴ二年魚大きさ25cm程度


79cm・86cm 86cmの魚体は5.5kgと痩せている。
産卵後の春スズキと呼ばれる頃に釣穫したものです。


Rapala/Storm Boots120による釣穫


Rapala Xrap8による釣穫

ヒラスズキは、三重県内の伊勢湾を除く外洋に面した
地域の志摩半島~熊野川までの沿岸域と和歌山県
の沿岸にて周知の通り釣りが可能です。
そして、釣りの中から見えるその資源量と魚影の濃さ
をサイズで分けて考察してみたい。それは、外洋に面
した地域でヒラスズキとて捕食される立場であり、成長
に関わる地域と成魚の出現する場所にある一定の傾
向を感じるからだ。
しかし、釣りの中から見える事といえど実質は、産卵
と産卵直後の浮遊性仔魚期とそれらの成長する場所
をプランクトン期から観測しないと分からない部分も
ある。
詳しい内容は、専門機関での調査にゆだねるいかない
が、1釣り人としての私個人の考察と疑問という前提
で書きたいと思います。
まず、三年魚を越えるヒラスズキと二年魚迄のヒラス
ズキとは、釣穫傾向として場所を選定すれば釣り分け
る事が可能ではないかと考えている。
二年魚までのヒラスズキは、外洋に面した湾や入り江
や河口に多く見られ、季節的な変動と成長に必要な餌
が豊富になる場所で周年見られる傾向があるからだ。
こうした場所により大きなヒラスズキが、回遊してくる事
もあるが、それらは主に索餌回遊であり何がしか餌と
なる魚の出現と関連がほとんどである。

私は、住まいの関係から和歌山県方面へ良く行っても
串本を過ぎた口和深までが行ける範囲で止めているの
ですが、それら沿岸においての磯や湾・入り江・河口と
いった場所での考察です。
それ以外の地域は、経験的に多くを語れませんが・・・・
各沿岸域での魚影の濃さと多く見られる時期は、季節
によって差のある場所もありながらも二年魚までの魚体
を多く見かける場所というのはどこでもという事でもない
ように思われる。
簡単に言えば、磯場であまり小さなヒラスズキを多く見
かけない事が多いということ。 厳密に言えば良く見か
ける時もあるけれど捕食対象物の出現という季節によ
ってという変化がある。
ただし、今年情報交換をしたアングラーはすさみ方面で
は磯で二年魚クラスを釣り事もままあるという。
私は、魚類学者でもなくただの釣り人ですが昔から思う
事で引っかかるのがヒラスズキの成魚と幼魚とのバラン
スである。
年によってヒラスズキの幼魚や若魚を多く見かける年と
年差によって、それらが成魚となり良く釣れる年との因
果関係も多少感じる。
そのような周期的な事を釣りをしていて感じる事もありな
がら、ヒラスズキの二年魚までの魚が、それ程多く居ない
ように感じる。
これは何も単純な数が減っているとか?そういった問題
でなく、ヒラスズキの産卵する場所と時期とそれら浮遊卵
と孵化した仔稚魚の成長する場所とがどのような関係と
なっているのかが私個人の大いなる疑問と興味なのです。
同時に外洋に面した地域でのマルスズキとの関係も同じ
であるば、熊野地域から串本町までの沿岸域でマルスズ
キが良く釣れる場所とそうでない場所と割りにハッキリし
ているからだ。
志摩半島は、更に流動的である。

ヒラスズキの成魚は、釣りをしてて群れで回遊をしている
ような感覚を持っている釣り人は多いと思う。
それも餌と場所によって形成している群れが、あるように
感じている。
これを専門的には「系群」と呼ばれるようであるけれども
その群れにもオス・メスと群れが分かれているような傾向
を感じてならないし、オスが少ないような傾向も感じる。
オスとメスが、たかが個人の釣果だけで語られるのもおかし
な話でもあるが、晩秋以降の春までの産卵期前から産卵期
寸前までの季節で釣り上げたショックで白子を放出したヒラ
スズキの連続ヒットもあれば、腹ボテのメスばかり釣れる傾向
もある。
そして、ヒラスズキそのものが産卵を行う場所が何処にある
のか?ということ
串本在住のUさんとその話をしていた際にも恐らく河口沖合
いだろうという事であるが、河口沖合いとは言え何処の河口
でも産卵期となれば、産卵をしているのではなく仔稚魚の発
生とそれが成長するに必要な餌となるプランクトン等の発生
時期とが密接に関係していると思ってならない。

そもそもこの魚のJGFAの古い記録だったと思いますが、タグ
&リリースによる報告で伊豆半島で釣穫されたヒラスズキが
和歌山県で再捕されたケースも報告されいる。
魚には、群れで行動する場合「産卵回遊」「適温回遊」「索餌
回遊」「成長回遊」と回遊にもいくつかの目的と移動を伴う、
事が知られているが、成魚になるまでの稚子魚の成長に必
要な湾や入り江や汽水域とその資源量とどのような関係と
関連となっているのか?非常に気になるところです。
伊勢湾と単純な比較も乱暴ですが、伊勢湾内ではマルスズ
キの稚子魚や若魚は、非常に多く見られます。
事実、釣りによる釣穫も季節変動はありながらもどんな釣り
方に対しても安定した釣穫を得る事が出来るでしょう。
同じ視点で物事が、捉える事は出来ないが・・・・
この魚影の違いには、明らかな違いがある。
内湾で生態系の頂点に立つ事が出来るマルスズキ
外洋の海で生態系の頂点には、立つ事が出来ないヒラスズキ
生息環境の大きな違いは、あれどその資源量はどのような物
となっているのか?疑問が尽きません。
ただし、資源量という専門的な定義はどのような内容まで含ん
でいるのか?詳しい事は、わかりません。
それから釣穫による、魚影の濃い・薄いはある程度判断基準に
なる場合もあれば、ならない所もあります。
実質、生産性という観点からで行くとプランクトンネットによる
採集によって浮遊卵と孵化直後の浮遊期から仔稚魚へ至るま
での数と成魚との割合を統計的にみないと判断が出来ないと
思われます。
しかし、ながら釣りしていて感じるのが、浮遊卵及び浮遊期~
仔稚魚に至るまでの生存率と成長に必要な餌の発生期と密
接に関係しているとの観点と当歳魚~二年魚までの生息に
適した環境によって成魚に至るまでが決定しているのでは
ないのか?と個人的には感じています。
そうした湾や入り江や河口域が、どれだけ適しているのか?
それがどれだけ生産性に影響をしているのか?
気がかりに感じます。

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