撮影完了@10/10
先週金曜日・土曜日の二日間釣りビジョンRUN&GUNSALT
の撮影を無事に完了しました。
今回の撮影は、1月半という長い準備期間を掛けて撮影に挑み
ました。
この間、兵庫県(武庫川~明石)淡路島・沼島に大阪湾泉南周
辺に和歌山県北部~御坊市までの広い範囲を長期に渡って
駆け回りました。
航空写真を複数見ながら、地図を見ながら足を運んで魚の様子
を観察しながらと随分と労力を掛けました。
途中にこの季節、当然ながら「台風」「秋雨」と天候も不順で海水温
も非常に高くいつも季節との違いを感じながら、時には焦り・不安も
高まり、普段の釣りでは感じない「厳しさ」を肌と目で感じながら時間
が経過していきました。
番組内では、「こういう釣り」「こうしたルアーで」
それを映像として番組を見る方に伝わるように・・・・この思いが
全てなんですよね。
撮影に当たって担当ディレクターとも密に連絡を取り合い
日程を調整して
その為に天気予報・毎日空を眺めて雲を見て・現場で下見して
一喜一憂だったと思います。
番組を制作するディレクターは
「より良い番組を視聴者に伝える」
そして撮影の間、重いカメラを担ぐカメラマンは
「一瞬の出来事の映像をいかに綺麗に撮るか?」
この想いが、釣りをしている私にヒシヒシと伝わります。
そして主役である私は、それを可能にする為に最大限の努力を
しました。
撮影前に「現場の状況が厳しい」ので覚悟して下さいと宣言をした私
暖かい事に「厳しいなら俺が行ってやるで!」と初回担当して下さった
ディレクターの心意気を聞いて大変嬉しく思いました。
そしてカメラマンは、初回担当していて頂いたカメラマンが参戦して下
さって・・・
こんなに嬉しく・暖かいスタッフの皆さんに囲まれて撮影が出来る事
に喜びと同時に気持ちが引き締まりました。
これまでの過去二回「メバル」が主軸で他魚という構成でした。
しかし、今回は「季節の回遊魚」が主役にと決めていました。
何故なら私にとって「メバル」は、数あるターゲットの中でほんの
一部でしかないからです。
これまで二回の経験でどのような展開が、番組を見る方にとって
面白く伝わるのか?を理解していたので「スピーディ」な展開で
そしてより深みのある攻め方でと考えてやろうとしていました。
長い準備期間・そして本番まで天候不順に下見での実績も確信
を得るには、難しい不安定さ。
そこに狙って攻める「回遊魚」の難しさをこれまで以上に感じました。
その迷いが、トークや内容に出てしまい
釣り上げた魚と攻め方も自分が設定した内容の半分にも満たない
と結果を踏まえて感じています。
魚は、全部で六種類
その一種類は、まぁ~一目に入れるか?微妙ですが・・・・
ロケを行った先で釣れる魚種が、多彩な攻め方で出ています。
また、使ったタックルも多かったのですがメインは11ftの硬いヒラ
ロッドです。
普段通りに全開フルキャストにガンガン竿を操作しています。
そういう見た目のシーンでは、これまでの内容で見ていない私の
姿が出ているかもしれません(笑)
近郊の釣具店の店長は、私は真冬のメバル釣りのイメージが強い
ようでして・・・多分、ギャップを大いに感じるでしょう(笑)
写真の場所は、下見で行った場所ですが結果が出なくて「くたびれ」
て車に戻る後ろ姿です。(笑)